新築時にシロアリ予防工事は必ず行うの?

●新築時にシロアリ予防工事を必ず行っているのか?そうではありません。

メーカー、工務店によっては特別な対策はされていないところもあります。ベタ基礎は床下が土の場合よりも白蟻が侵入され難いとは言え、実際にはベタ基礎であってもシロアリの被害がみられます。しかし、「ベタ基礎だからシロアリは大丈夫!!」という認識で現場処理をされないことも多くあります。

●住宅瑕疵担保責任にシロアリ保証は含まれていない。

住宅瑕疵担保責任は、新築一戸建てを建ててから10年以内に、不備があるにも関わらず住宅メーカーが倒産していた場合に保護される保険です。
住宅メーカーは瑕疵担保保険に加入する義務があるので、万が一の時の補修費用を支払ってもらうことができます。
ただし、住宅瑕疵担保責任の中には、シロアリ保証は含まれていないので注意が必要です。

●シロアリ駆除にも火災保険が適用される?

シロアリの被害に火災保険が適用されるのでは?と考える方も多いと思います。しかし、残念ながら火災保険は利用できません。火災保険は災害や事故といった突発的な被害に適用される保険です。

なお、「地震保険」や「家財保険」もシロアリ被害には適用されません。木材を使った家具がシロアリの被害に遭った場合でも、家財保険の保証対象にはなりません。

※以下のパターンであれば、シロアリ被害に対しても保険金が支払われる可能性は有ります。
・台風などの風害による雨漏り
・天災の被害による水漏れ
・雪害による雨漏り
どれも自然災害による家屋の損傷が原因となっている点で共通しています。
しかしながら、シロアリ被害が発生するまで雨漏りや水漏れを放置する事が出来ますか?

【しろあり駆除・予防】【木材販売】
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2021年12月04日